小学1年生からのまさにお手本育成法
これからお話しする内容は、士心塾の指導法が見事にはまった小学生のお話です。幾度と保護者とも意見交換させていただき、決断していただいた保護者あっての見事な結果です。
小1という早い段階で入塾した子がいかにして、成長の過程を歩んでいるか、絶対に参考になると思います。
水を得た魚とはまさにこの事
実用日本語表現辞典によると、水を得た魚とは、自分に合った環境や、自分の得意な状況などになって、生き生きとしているさま、よく活躍している様子、と書かれています。
子供も大人も同じです。夢中になると、あっという間に時間が過ぎ、何事においてもどんどん得意になっていくものです。
1年半前、ちっちゃな、それはそれは可愛らしい女の子が士心塾にやってきました。当時小学1年生で、とても元気で活発な女の子、Aちゃんです。
多くの小学生と同じく、Aちゃんも「プログラミングと英語」のコースで入塾しました。
プログラミングは子供たちにとって大人気です。とにかく自分が見せたい、表現したいものを、誰にも邪魔されず表現できる。通えば通うほどスキルも身につき、さらに多くのことを様々な方法で表現できるようになる。
Aちゃんは水を得た魚のように、楽しく塾に通ってきます。
プログラミングチャレンジイベントでも入賞するなど、取り組むモチベーションは上がるばかりの日々が続きます。
学年関係なく同じ環境での学習が、新たな刺激をもたらす
一方で士心塾はプログラミングだけではなく、英語のクラスもセットで受講する事が条件になっていますので、当然英語にも取り組むことになります。
この英語のクラスで行うことは、シャドーイングを柱にした授業。アメリカ人ナレーターの、とても早いネイティブスピードについていくトレーニングを、毎授業行っていきます。
早い!難しい!が口癖であった彼女ですが、徐々にそのトレーニングに慣れてきます。
士心塾では、学年関係なく、小学生も中学生も同じ環境で学習しています。従ってシャドーイングをやりつつも、周りを見渡すと、英検に取り組んでいる子もいれば、中学英語や数学に取り組んでいる子たちなど、色んな子の姿を見ることができます。
元々は早い段階で英検に合格させたいと話されていた保護者。年長さんでも英検に受かっている士心塾で、実際にたくさんの小学生たちが英検にも取り組み、合格が続いている現状を見ながら、少しずつ少しずつ、Aちゃんも英検のクラスを受講する検討を深めていきます。
子供の成長に一番必要なこと。それは保護者の決断。
そして入塾して1年後、小学2年生の時に、保護者からコース変更の申込がありました。
Aちゃんが選んだコースはなんと、週5コマのコースです。1コマがプログラミング、1コマがシャドーイング、そして3コマが英検です。
そしてこのコースを週2日、2コマと3コマずつ受講するのです。
1日に3コマ受講するって現実的ではないと思われた方もいるでしょう。しかしそんな方へお伝えします。士心塾には1日3コマ、4コマ受講している子たちが何人もいます。みんな普通に英語初挑戦で入塾してきた子たちばかりです。
つい1年前、水を得た魚のようにプログラミングに挑んでいたAちゃんは、現在英語学習にも同じように取り組んでいます。
この成長は止まる気配はなく、英検試験日の1ヶ月前、過去問を受講し、結果は合格想定ライン100%に対しなんと150%。
圧倒的なスコアを目にした彼女の顔は、笑顔で弾けています。涙が出そうになるくらい、嬉しい光景です。小学3年生になったばかりの彼女が、英検5級受験前に、4級の学習をスタートしています。ここまで成長できている理由はなんでしょうか?
保護者の決断が子供にもたらした最高のプレゼント「内発的動機」
保護者が決断し、与えた環境がもたらしたものがあります、それは「内発的動機」に他なりません。
家ではテレビ、Youtube、Tiktok、スイッチ・・・。
親が子供にどれだけ「勉強しなさい!」と言っても、いつも険悪な雰囲気となり、勉強がはかどらない。テスト結果もボロボロ・・・。
そうなのです。親が子供に、強制しようとしてもダメなのです。
子供が成長する環境を与えてあげる、自分自らやりたいって思えるように仕向けてあげる、これこそが重要なのです。
それこそ入塾時、プログラミングは大好きだけど、英語は嫌だ!と叫んでいた子たちが、どんどん英検に受かっていくのは、やらされているフェーズから、周りも頑張ってるし、自分も英検に受かりたい、というフェーズに移ったからなのです。
これを「内発的動機」と我々は定義しています。
多くの子供たちがこの「内発的動機」によって、やらされているフェーズから抜け出すのです。
小中生保護者が絶対やってはいけないこととは?
ここまで来ると、子供の成長のために、絶対保護者がやってはいけないことがあるとお気づきになっている人もいるでしょう。
そうです。それは保護者が、子供に強制することです。
子供が伸びる時というのは、やらされている時ではなく、自らやろうと動く時です。要は「内発的動機」が生まれている時です。
小学生から中学生に移るタイミングはなおさら注意が必要です。身体も大きくなり、精神的にも成長しようとしているタイミングで、子供の反抗心を煽ることは絶対にするべきではなく、強制しようとすると悪循環の連鎖となります。
もし少しでも子供に「内発的動機」が生まれている状況なのであれば、それを消すような事をするのではなく、活かす事を考えた方が賢明でしょう。
お手本から学ぶ、小学生から成長を最大化する手法
Aちゃんの事例のように、保護者の決断と子供の「内発的動機」への誘導タイミングが、ドンピシャで合うと、例え小学校低学年でも爆発的な成長を遂げていきます。
もちろん士心塾には、時間がかかった子も何人もいます。時間がかかっているケースで、その子が「内発的動機」へ辿り着くかどうか、この別れ道はたった一つ。
保護者が求めるゴールへの環境(コース)を準備してあげれるかどうか、そして時間を待てるかどうか、です。
士心塾での子供たちの英検結果が全て物語っています。環境を与え信じて待ってあげれば、結果はついてくるのです。
これこそが、子供への成長をもたらす単純な理論であり、小学生の子供をお持ちのご家庭で是非お手本にしてほしい実例なのです。
子供が勉強しないとお悩みの方、無料体験で是非ご相談ください
士心塾に来られる保護者のほとんどが、子供が家で勉強しないという悩みをお持ちである現実があります。
そして事情も様々です。
費用はかかりません。是非一度無料体験に来られてください。色んな事例をお話させていただきます。