士心塾英語あれこれ

士心塾子どもたちの色んな才能シリーズ その9 与えられたものを組み合わせて進化させる力

私は複数の会社で、人を雇用する立場を経験してきました。人材採用のプロセスで見てきた履歴書は軽く数百を超え、雇用に至ったケースも確実に百名以上はいます。

そんな採用プロセスの中で、当然ですが、それぞれのポジションによって求める人材の種類も異なってきます。

例えば、日々の管理業務を行う人材が欲しい場合、ルーティン作業が苦ではない、逆に得意とする人材を探します。専門分野人材が欲しい場合は、専門分野の経験者を探します。本当に様々なポジションがありますので、都度必要に応じて人材を発掘するわけです。

そんな中でも、探すのが非常に難しい分野というものがあります。それは何かと申しますと、新しい何かを生み出す必要があるポジション、もしくは新しいものを作り上げていく事が求められるポジションというものになります。

なぜこれらが探すのに難しいのかと言いますと、履歴書も職歴書も書きようで、誰でもどうにでも書く事が可能であり、それを確かめる術が、実際に雇用してみないとわからないからです。しかもこういった分野に長けている人たちは、すでに会社で主要なポジションについていたり、もしくは自ら事業を起こしていたりする傾向が高いからです。ですので、探すのが非常に難しいのです。

ただこういったタイプの要素を、すでに持ち合わせている事を感じさせる生徒が実際にいるのです。それは小学5年生のいち君です。私は過去、本当に多くのスタッフを見てきて、採用にも携わり、自信を持ってお伝えしますが、彼は絶対的に1→10が得意なタイプだと思うのです。

実は私は士心塾を0→1で立ち上げ、現在1→10のフェーズにいます。しかし私自身を客観的に分析してみると、私が最も得意とするのは、1→10であり、更にはそこにすでに売上のベースがあるような企業での、新しい取り組みで1→10を行い軌道に乗せるような事が何よりも得意なのです。

そんな私自身と似たような感覚を感じたのが、小学5年生の彼です。これをどこでそう感じたのかと言いますと、それはプログラミングの授業で感じたのです。

例えば先日書かせていただいた、「士心塾子どもたちの色んな才能シリーズ その3 プログラミングで養われる力をはっきり見せてくれる」で紹介したむた君とは180度異なり、彼の場合は、過去頭に入っている仕組みや枠組みを組み合わせながら、新しいものを作っていくプロセスを進めます。

非常に文字で説明するのが難しいのですが、ただこれは私が数多く経験した感覚から言える事で、こういったタイプの人に対して、様々な事例であったり、パターンであったり、傾向であったり、実際の分析データであったり、マニュアルであったり、経験データであったり、サンプルであったり、テンプレートであったりを、与えれば与えるほど、それをどんどん自分流に活用し、新しいものを生み出していくのです。

そして彼には人を巻き込む力が備わっているので、これもまた天からの贈り物だと感じるわけです。

正直このような視点で生徒を見ることなど、言い換えますと、このような視点にフォーカスがいく子に出会った事は、人生で一度もありませんでした。

この視点に至った時、世の中には色んな才能を秘めた子たちがいるものだと、あらためて感じたのです。

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