この話は私がSophomore(大学2年生)の時の話です。
必修科目で体育の授業をとらないといけなかったのですが、私が選んだのはスカッシュという屋内スポーツのクラスでした。
当時私自身、高校を卒業してまだ間もなかったこともあり、高校時代までバリバリサッカーをやっていました関係で、体力もかなりあり、長距離走などではいつもクラストップでゴールするような感じでした。
実はテニスなども、大学内で時間があれば、良く友人とやっていましたので、スカッシュに対してもそこそこの自信がありました。
私は170cm弱なので、どうしてもアメリカでは小さい部類です。多くの180cm級の体格の良いアメリカ人学生達と比べれば、明らかに見劣りして、スカッシュにおいても強そうには見えなかったと思います。
しかし授業でクラスメートと何度も対戦する中で、毎度のように対戦で勝利していくにつれて、一応一目置かれるようになっていました。
学期も終盤に差し掛かり、授業の集大成といいますか、スカッシュのトーナメント大会が開催されることになりました。
トーナメント戦で負けたら終わりという状況の中、私は次々と勝利を重ね、何と決勝にたどり着きました。
そして決勝の相手が・・・驚いた事に・・クラスの先生だったのです(^^;;。
先生もトーナメントに参加していたのです。。。
でも相手が誰であろうと関係ありません。
ここから壮絶な戦いが始まります。
実は先生は超負けず嫌いな方だったのです。。。
物凄い真剣勝負です。
決勝で大激闘の末、何と私が勝利してしまいました(~_~;)。。。
先生のがっかり度合いはMAXだったのをよく覚えています。
私は気分良く学期を終える事に。
間違いなくAの成績を取ると確信していたのですが。。。
何と!!
成績がなぜかB。。
意味不明も良いところです。。。
欠席も一度もなかったのに。。。
テストという部類のものは実技だけで、すべて良い結果を出していたのに。。
結局学期終了後、先生に会うこともできず、成績はそのままとなってしましました。
すごくショックを受けたのを今でも思い出します。
でも、これもすべて今となっては笑い話にできる思い出です。
アメリカ人は体格が大きい人が多いですが、小柄な私でも全然勝てたという良い思い出となっています(^^)。