英米留学物語

アメリカ大学学生寮での食事生活と学生寮での生活の様子

米国に着いて初めて食べた食事は、なんとバーガーキングでした。実は当時、私が日本で住んでいたエリアにはバーガーキングがなかったので、米国で初めて食べたwhopperは凄く大きかった印象があります。

ちなみに大学の寮に入って初めて一人で食べに行ったレストランは、大学から歩いて10分くらいのところにあるチャイニーズレストランでした。

今でも忘れないのですが、季節は秋。ひとりで暗い夜道を歩き、毎日このチャイニーズレストランに通ったものです。あの時は本当に孤独でした。学生寮に入ったのでルームメイトはいました。ただ、ルームメイトはまったく合わないといいますか、一緒に食事をした事は一度もありませんでした。

不思議なものです。人というのは、合う人合わない人というものが本当に存在して、まったく合わないと、その人と関わる事が人生で消えてしまうのですから。一方で、アメリカ人ルームメイトとめちゃくちゃ仲が良くなり、生の英語を使いまくる生活をしていた留学生の友人たちは、本当に英語の上達が凄かったです。

ルームメイトを変えて貰えば、私は全然違う大学生活を送っていたと思います。英語力も更に磨きが掛かったかもしれません。ただ私が選択したのは、寮を出てアパートに引っ越す事でした。1年生の間は寮に住まないといけないルールだったのですが・・なんだかんだで許可を得て外に住んだ訳です。これはこれですごい出会いにつながるのですが、それはまた別の機会に書きます。

上の写真は私がアメリカの大学で最初に入った学生寮の建物です。

私が入った寮は8階建ほどの男子寮で、6畳ほどのスペースに2つのベッドと机、そして小さなクローゼットがある部屋でした。
部屋はこんな感じです。

トイレやお風呂は部屋にはなく、共同設備となっており、トイレがやシャワーが複数あるような場所があるだけでした。キッチンという設備はなく、別の階にランドリーと、フライパンが使える設備が少しだけありました。ですので料理などはほぼできません。

料理ができないので、どうやって食事をするのかといいますと、朝はパンかシリアル、昼はカフェテリアかファーストフード、夜もカフェテリアか、外のレストラン、と言った感じです。

まるちゃんのカップラーメンが、1個40円くらいでウォールマートに売ってましたので、まとめ買いして、朝から、たまには夜もカップラーメン生活を続けていた事を思い出します。

本格的に自炊しだしたのはアパートに引っ越してからで、日本から持ってきた料理本を手に、日々料理をして食事をしていました。

ちょうど大学のホームページに寮の紹介動画が掲載されていたので、見てみてください(^^;。まさか学生寮でここまで食事に困るとは思ってなかった訳です。

 

当時はサトウのごはん的な、レンジでチンすればできるごはんなどはなかったので、炊飯器を持って行きました。しかし・・・いざ寮の部屋でご飯をたくと、あの独特のご飯が炊けた匂いが充満してしまったのです。アメリカ人のルームメイトはこの匂いが耐えられなく、微妙な感じに・・。これ以降はごはんは一切炊けなくなってしまいました。

今はレンジで食べれる食事も豊富で、アメリカではすごく重宝する素晴らしい製品ですね!

ちなみに、ルームメイトとまったく合わなかったと書きましたが、色々なエピソードがあります。例えば授業から帰ってくると、ルームメイトが部屋に女性を連れ込んでいて、ベッドでゴソゴソ・・。こういうのは日常茶飯事だった訳です。

勉強なんか全然できませんし、自分の部屋でもあるのに、居場所に困って、時間さえあれば図書館に入り浸れるみたいな日々だったのも思い出します。

自宅がいかに快適であったか、外に出て初めて気づくのです。何事も失ってから気づくんですね。