士心塾英語あれこれ

英語力上達のテクニカルな要素③ インターリーブ学習

英語学習に限らず、勉強でもスポーツでも上達するには「反復学習」が上達のコツとされています。

そんな反復学習に対して、士心塾が取り入れている一見すると矛盾しそうな学習が「インターリーブ学習」です。

「インターリーブ」とは

インターリーブとはもともと計算科学で使われていた専門用語で、コンピューターなどがデータを不連続な形で配置して性能を向上させる技法のことです。同様にインターリーブ学習法とは、ひとつのことを学習する際に間に別の勉強を挟む学習法のことを指します。

従来までの同じことの繰り返しで学習する反復学習とは違い、変化をつけることで高い学習効果が得られるという考え方です。

「インターリーブ学習」は、今までお伝えした「リテンション」「リプロダクション」を向上させる目的で「リスニング・シャドウイングトレーニング」にも採用されていますが、「インターリーブ学習」のもう一つの大きな目的は「飽きさせない」ということです。

同じ学習方法の連続では、どうしても飽きてしまい、短時間であっても集中力が低下します。子どもたちであればなおさらです。子どもたちが持続できる集中力は、年齢と同じくらいの時間と言われたりしますが、士心塾のトレーニングはその128ステップあるトレーニングカリキュラムにおいてすべて、おおよそ10分前後の長さでの構成となっており、実際にトレーニングを行う際は、その10分より短い7-8分のトレーニングを細切れにして進めます。

常に程よい緊張感を持ち、最大限に学習効果を高めるために「インターリーブ学習」はとても重要な役割を果たしてくれます。

これが士心塾で行うリスニング・シャドウイングトレーニングの、3つ目のテクニカルな要素なのです。