士心塾英語あれこれ

士心塾子どもたちの色んな才能シリーズ その14 不合格の涙が9ヶ月後笑顔に変わった4年生

色んな子供たちを紹介している、子どもたちの色んな才能シリーズ。

前回、前々回と、非常に短期間で爆発的な成長を遂げている子たちを紹介しました。ただ当然ですが、全員が同じような子ではありません。時間がかかる子も当然います。

士心塾が英検準会場となり、初めて英検の試験を行なったのは、昨年2020年の10月です。そうなのです。まだ1年経ってないのです。

2020年10月、2021年1月、5月と3回の英検を実施しましたが、その合格の勢いはものすごい状況です。週に2時間以上英語を受講するエリートコースに至っては、合格率は90%を超えます。これはすごい数字なのです。

そんな中、残念ながら試験に落ちてしまう子もいます。

あれは昨年10月の合格発表の時でした。初めての英検合格に沸く子たちの影で、最年少の小学3年生で受験した子がいました。

小学生の受験者は、年上の4年生5年生が大半を占める中、3年生で挑戦し、惜しくも合格に届かなかった彼女。

その彼女の目から、涙がこぼれ落ちたのを今でも忘れません。

その日から半年後、5月の英検まで残り1ヶ月に差し掛かった時、そこには必死に勉強に励む彼女の姿がいました。

今まで自宅で英検の勉強は一切してこなかった彼女が、なんと毎授業、しっかりと家でカリキュラム通りに進めてくるのです。

彼女は4年生になっていました。ものすごく成長した4年生になっていました。そんな彼女が、合格する決意を、自ら勉強して実践して証明していたのです。

最後の1ヶ月に行なった過去問は4−5回あったと思います。そこでついに合格ラインを超え、最後の試験までスコアは合格ラインを超え続けました。

9ヶ月前、全然読めなかった英語が、少しずつ読めるようになり、そこに楽しさが加わっている彼女がいたのです。

彼女の名前はわかなちゃん。

4年生にして一つの壁を乗り越えた彼女。彼女は間違いなく英語エリートの道に入りました。この先どんどん成長するでしょう。

結果、9ヶ月前にたくさんの上級生が英検に合格しましたが、その上級生よりさらに早いタイミングで、彼女は見事、5月の試験で合格したのです。

合格を知った時の、彼女の顔を見た時、9ヶ月前の彼女の涙を私は思い出しました。その瞬間、私の心の中で嬉し涙が溢れていたのです。

本当に頑張ったね。おめでとう。