士心塾では英語とプログラミングの授業を行っています。
英語は小学生で徹底的なリスニング・シャドウイングトレーニングを行い、耳と口をアメリカネイティブの音声スピードをもって、慣らして行きます。そしてこのトレーニングと連動した問題集で、読んで書くトレーニングを行っていきます。
英検合格を目指す生徒は、エリートコースを活用し、その結果が示す通り、どんどんレベルアップして英検に合格していきます。
プログラミングも、基礎と応用、各種チャレンジイベントにより、創造力や倫理的思考力、問題解決力、コミュニケーション力、そしてプレゼン力を養っていきます。普通の方は、創造力や倫理的思考力?どうやってそのレベルを測るんだ?と思われるかもしれません。
これらは言葉では表現しづらいのは確かです。しかし一度作品を見てみると、それが現実だとわかります。士心塾のスクラッチゲームパークを訪れてみると、一目瞭然です。
これらだけでも、子供たちの成長を顕著に感じることができるのですが、実は士心塾では、400名規模の大ホールで、発表会イベントを開催しています。このイベントは、クリスマスイベントとして開催され、日頃の英語やプログラミングの成長を保護者に見てもらうイベントでもあります。
机上の勉強だけでなく、士心塾ではこういったイベントで、生徒がステージの上に立ち、大勢の前でプレゼンテーションを行ったりもします。これだけでもなかなか経験できないことなのですが、実はこのイベントの司会進行も子供たちが務めます。
この年に1度の大イベントで、なんと2年連続、司会進行を務めた子がいます。
彼女は近くに舞い降りてくるチャンスを本当に掴み取ります。
彼女はプログラミングにおいて、その創造力と倫理的思考力はずば抜けており、多彩なアイディアで多くの作品を生み出してきました。また、英語に関しても、小学4年生で初めて英検に挑戦し、コツコツ学習を積み重ね、着実にレベルアップを果たし、先日英検にも合格しました。
授業はいつも真面目にこなします。いつも一生懸命に取り組みます。
彼女は、400名規模会場のステージで、堂々と大人顔負けの司会進行をやってのけます。人に聞きやすい声を持ち、緊張のかけらも見せず、まるで長いキャリアを積んだMCのように喋ります。
このような大会場で、司会進行を担うチャンスなどなかなかありません。しかし彼女はこのチャンスをガッチリ掴むのです。
司会をやりたいと手をあげた子たちは何人もいます。しかし、日頃のコミュニケーションや、司会選考のタイミング、そこに至る流れなどにより、結果彼女がこのチャンスを掴んだのです。
私はこのことを、「チャンスを掴む力」と表現しています。
世の中には誰にでも、色んな「チャンス」が転がってきます。しかしその「チャンス」を掴めるかどうかは、その人が「チャンスを掴む力」を持っているかどうかによる思うのです。
彼女は、小学5年生の、ののちゃん。
とにかくチャレンジして、努力して、チャンスを掴んで、成果を現実のものとして見える化していきます。これって本当にすごいことだと思うのです。
彼女は、運だけで片付けることができない「チャンスを掴み取る力」を持ち合わせているのです。
そして、私はこれこそが人生において、「成功」を勝ち取るときに、とてもとても大事な力であると思っています。
アンドリュー・カーネギー氏の言葉で、このようなものがあります。「チャンスに出合わない人間は一人もいない。それをチャンスにできなかっただけである。」
稲盛和夫氏の言葉で、このようなものがあります。「何でもない現象の中にすばらしいチャンスが潜んでいます。しかし、それは強烈な目的意識を持った人の目しか移らないものです。目的意識のないうつろな目には、どんな素晴らしいチャンスもみることはありません。」
彼女は間違いなく、目的意識をしっかり持った子であり、チャンスに出会い、チャンスを好機に出来る子であり、そんな力を身近なところで見せてくれる彼女は、本当に将来が明るいすごい子だと日々感じるのです。