士心塾英語あれこれ

結果が出ている子と出ていない子を考えてみた結果・・見えてくる保護者の意識の重要さ

私が東松山に来たのが、ちょうど2年前の今日でした。そうです。今日から東松山3年目に入ります。

あっという間の2年でしたが、同時に多くの保護者の皆さまとお会いし、アドバイスをいただきながら、士心塾は様々なコースを提供して参りました。そんな中、これら様々なコースをどう受け止められたのか、受講するに至った経緯、受講しない判断など、保護者の皆さまの様々なお考えをたくさんお伺いすることができました。

そもそも士心塾のリスニング・シャドウイングを柱にした英語教育は、私がかつて講師として勤めた、40年以上続くマンモス英語校の教育実績の裏付けがあり採用させていただいたものです。

それこそ多くの子供たちが英検合格を成し遂げておりましたが、実は士心塾では、そこに勝るペースで、子供たちの成長を目にすることができています。士心塾の学びのスタイルとは、他塾でよくある、講義をしっかり何度も受けるスタイルではありません。講義を受けるだけでは実力は上がらない、というのが我々の考え方だからになります。重要なのは、どれだけ実践の時間に費やすかであり、それを個別進捗に合わせて進めることができる形をとっているのが士心塾のスタイルなのです。

講師は生徒の進捗管理をしっかり行う事により、極力無駄な時間を省き、実践に取り組むように仕向けます。だからこそ、授業を受ければ受けるだけ、比例して実力は上がっていきます。

実はこの実力アップのカラクリをまだ理解していただいていない保護者の方も実際にいらっしゃるのが事実です。多くの子供たちがどんどん結果を出していますが、当然英検合格に至らない子たちもいます。実は指導者の立場から見ますと、その理由はある程度予測できる部分があります。レベルアップして結果を出していく子たちと、そうでない子たちの差は何なのか、複数の視点から書いてみたいと思います。

その① 保護者が子供に英語を学ばせる目的がそもそも違う

実際に保護者の方々とお話しした内容を書かせていただきます。そこには、保護者の色んな考え方があります。そしてそこには正解はありません。各ご家庭の考え方なのですから。

・小学6年生までに英検3級合格を目指している。
→この考えで通わせていらっしゃる保護者はたくさんいます。

・中学で準2級、もしくは2級合格を確実にしたい。
→この考えで通わせていらっしゃる保護者もたくさんいます。

・英語を習わせるタイミングが遅れ、英語に苦手意識がでてしまっており、挽回したい。
→この状況も実際にいらっしゃいます。

・英語は楽しく学べればそれで良い。
→驚くことにこれは少数派です。

・中学受験を目指している。その為に小学生で準2級を目指している。
→こちらも複数いらっしゃいます。

・私立小学校に通い周りが高い英語力を持った環境にいながら、英語力を更に補完すべく通っている。
→こちらも複数いらっしゃいます。

・小1-2で英検5級合格を目指している。
→こちらも複数いらっしゃいます。

ちょっと書き出しても、これだけ違った状況、目的でお子さまを通わせていらっしゃるのですから、みんなが同じようなスピードで進んでいくはずがありません。

その② 伸びてる子の保護者の意識は非常に高い

実はこれはすごく感じることです。私が最初に小学生で英検3級合格できるという話を保護者に投げかけた時、100%信じてもらえた方はわずかでした。しかし蓋を開けてみると実際に合格者が続き、初めは疑心暗鬼だった保護者の方も、英検への積極的な挑戦意識を持たれる方が増えていったのです。

2021年にエリートコースで入塾した生徒さんたちの合格率が100%である事実の裏には、これらの生徒さんの保護者の皆さまが、スタート時から士心塾の英語教育を信じて入塾を決めていただいたからだと思います。保護者が絶対受かるという気持ちでお子さまと取り組みますので、推進力が比較にならないほど高いのです。

ここで実例をお話しさせていただきます。2021年入塾者で英検合格率100%にカウントされるご家庭の学習スタイルがどんな状況だったかと言いますと、
・週2日以上教室で学んでいた小3-6年生の生徒さんは全員、家では一切英語の勉強をせず、合格しました。
・週1日のみ教室で学んでいた小3-6年生の生徒さんは全員、保護者サポートで家庭学習を行い、合格しました。

見てわかります通り、教室に多く通えない生徒さんは、保護者が家でサポートされている様子がわかると思います。一方で家でサポートができないとおっしゃる方が、逆に週2日以上教室に通わせる傾向が高い事実が見えているのです。

そもそも英検について「うちの子はまだまだ早いと思います」という保護者からの言葉が非常に多かった以前の状況から、「次は○級受けさせようと思ってます」という風に言ってもらえるように、言葉がすり替わった現在の状況は、士心塾での英検受験が当たり前になってきている姿の裏返しかと思っています。

その③ 習い事を絞るのか、幅広く与えるのか、考え方が違う

習い事の種類は当然のことながら、各ご家庭によって異なります。例えば私自身は、塾といえば英語しか通ったことはありません。
士心塾はプログラミングと英語がありますが、それ以外で複数の習い事があり、平日はすべて埋まってしまっている子は少なくありません。

ここで保護者の考え方がわかれます。一点集中している子と、色んな習い事に通う子です。それぞれ正解不正解などありません。これは考え方の違いだけなのです。ただ普通に考えてみてください。A君は英語を週4回通っています。B君は英語は週1回です。A君は単純計算で4倍のスピードで前に進んでいきます。

1教科を極めるというのは、まさにこのエリートコースの比喩だと思っています。小学生で中学英語を極めることは十分可能ですので、中学に入ると学校の英語はほぼ勉強する必要はなくなります。これこそが私自身が経験した実体験なのです。

私自身は小中高と一点集中派でした。そのおかげで、英語だけは絶対的に自信を持つことができ、それが社会人になっても大ききなメリットなったわけです。しかし親となると、これがなかなかうまくいきません。子供に英語を極めて欲しい気持ちがありながら、親の立場となると、学校の成績が影響し、子どもは別教科も塾に通う状況に陥っています。

当然、エリートコースの同学年の子たちと比較しましても、エリートコースの子供たちの方が先を行く状態になっています。親としては非常に複雑な気持ちです。このような判断も最終的には保護者の考え方次第であり、各ご家庭の状況に合わせたスタンスで決められることですが、ただ間違いなく、子どもの英語実力レベルは変わってくるのです。

その④ そもそも英検に対する保護者の意識が薄い

驚く事に、これは決定的な部分かもしれないと、最近思うようになりました。

そもそもですが、多少のスピードの違いはあれど、伸びない子たちなどいません。小学生の場合は、親がお子さまを学習環境に入れてあげるかどうかが最も大事な要素で、中学以上になってきますと、本人が本当にやりたい意識が芽生えるかどうかが重要な要素になってきます。

ですので、保護者の裁量で英語を伸ばしてあげたいのであれば、絶対に小学生のうちに、伸びる環境に入れてあげた方が良いのです。

そんな中、士心塾の生徒でも、この子は英検勉強スタートしたら、あっという間に3級まで合格してしまうだろうな・・という子はたくさんいます。しかし私から、積極的なお誘いは一切いたしません。

これはビジネスで売り込む話ではなく、保護者が本当にお子さまに英検に合格させてあげたいかどうか次第だからです。本当にお子さまに英検に合格させてあげたいと思われている保護者の方は間違いなく相談に来られます。

私が保護者にお声かけする時というのは、お子さまが必死にもがいている、受かりたいけど授業時数が足りなくて結果に繋がらない、などの状況が目に見えてわかる時です。

最後に

有名な表現で、この世は「行動の星」と例えられます。何事も行動して初めて結果に向かって動き出すという事です。行動しないと成功にも辿りつきません。保護者が意識を変える行動を起こし、連動して子どもが新たな目標に向かって行動を起こし、その先に成長・合格という喜びがある。

私はこの成功哲学とも言える行動パターンを実践されている保護者の皆さまを見ながら、本当に尊敬の気持ちを抱かせていただいております。

子供たちの英検合格の影には、保護者の「支え」がしっかりと存在しているのです。これがすべてなのかなと思います。

私たちは、保護者の想いが現実となるよう、外からサポートしているだけにすぎません。

そして皆さまに「結果」をお届けできる努力を今後も継続していく覚悟を日々心に刻んでいるのです。