士心塾英語あれこれ

士心塾子どもたちの色んな才能シリーズ その4 子供によって異なる勉強のスタイル

士心塾の英語指導には大きな特徴があります。それは何かと言いますと、指導者が子供たちにレクチャーしていく内容のクラスと、子供たちの自主性をどんどん磨いていくスタイルのクラスの2つが存在するということです。

違う言い方で説明しますと、先生から新しいものを教わる講義のクラスと、それを自分自身の身にする演習のクラスです。

例えば算数・数学の授業があったとします。どんなに数式を覚えても、それを使って問題を解き、使いこなせないと、試験では点数を取れません。英語も同じことで、どんなに先生から講義を受けても、問題を解いていかないと試験では点数を取れないのです。

実は、ここの後者である、自分自身の身にしていくパートに、非常に才を感じるスーパーキッズがいます。小学5年生のかいがくんです。

何がすごいかと申しますと、彼の勉強スタイルというのは、自ら考えだしたやり方を貫いて進めていきます。

多くの生徒は、自分に最適な自学の方法、自分で結果を出せる勉強方法というものを、簡単に見つけることができません。したがって、先生がこんなやり方、あんなやり方と、その子にあった勉強のスタイルを、一緒に探り当てていくわけです。これが非常にうまくハマっていく子もいれば、当然なかなかうまくいかない子もいるわけです。

しかし、彼には、頭の中に、独自の確立したスタイルがあり、これを続けることで、素晴らしい結果を出し続けているのです。そしてこのスタイルというものは、英語だけではなく、全ての教科に当てはまるものです。だからこそ、若干5年生にしてここの域に達していること自体すごいことだと思うのです。

決して最初からすごい点数をとっていたわけではありません。英検5級の時も、英検4級の時も、合格圏外からのスタートです。しかし、たった3−4ヶ月で、圧倒的な数字を叩き出し合格につなげた結果は、本当に素晴らしい以外言葉がありません。

私は士心塾で英語を勉強し、英検に合格し続けることよりも、彼のこの「スタイル」が結果につながっているということがわかった事実こそが、彼のこれから成長していく人生における大きなプラス要素ではないかと感じているのです。

指導者のやり方を肯定し、生徒のやり方を修正することは、良い結果を導く場合もあれば、その逆も存在するということが、指導現場でしっかりと理解できているからこそ、彼のような生徒が表にでてくるのではないかと思っています。

子供たちの才能というものは、本当に様々です。士心塾子どもたちの色んな才能シリーズはまだまだ始まったばかり。引き続きたくさんの様々な才能をご紹介していきます。