英米留学物語

人生初のヨーロッパは、高校1年生。スケールがまるで違う環境施設。

ヨーロッパやアメリカに行かれたことがある方はわかると思いますが、欧州路線というのは距離的にもアメリカ路線より時間がかかります。

当時利用したのは、福岡空港からソウルを経由し、イギリスのヒースロー空港へ向かうルートでした。この空港は国際線利用者数では2013年まで世界一の空港で、2019年が約7604万人で、ドバイ国際空港に次ぎ世界第2位だったそうです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ロンドン・ヒースロー空港

この時利用した航空会社は大韓航空でした。なぜこのルートを選んだかと言うと、それは航空券の料金が安かったからです。

韓国経由で印象に残っているは、キムチの香りでしょうか。飛行機に乗った時にキムチのにおいを感知したのを覚えています^^;。冗談ではなく、本当にその記憶が残っているのですから、匂いというのは大事ですね!

14−15時間くらいだったでしょうか。。長いフライトを経て無事ヒースロー空港へ到着します。

さていよいよです。

まずはサマースクールへ行くのですが、そこで度肝を抜かれます。学校へ到着すると、その環境と施設のスケール感に度肝を抜かれたのを覚えています。

まずその敷地。
皆さん、軽井沢・プリンスショッピングプラザは行った事ありますでしょうか?
http://www.karuizawa-psp.jp/page/

敷地面積 268,410m²という広大なエリアですが、イメージはまさにこれです。建物と建物の間がゴルフ場のような青々しい緑の芝生で覆い尽くされていました。

ちなみにサマースクールは、小中高校生が集う私立の学校でした。でも日本の学校と比較しても、まああり得ないサイズ感なわけです。

イメージはまさに、ハリーポッターにでてくる建物のイメージです。上の写真を見てもなんとなく雰囲気がわかると思います。

メインの建物にはカフェテリアや寮があり、私が行った時は、全員が世界各国からの留学生で数百名いたのを覚えています。

教室はこの敷地内にポツンポツンと点在しているイメージで、学生寮からそれぞれの教室まで外を歩いて向かう感じでした。その教室もビルとかではなく、10数名入るくらいの教室の小屋みたいな感じです。

本当は写真があれば良いのですが、過去撮影した写真が手元にないので紹介できなくて残念です。手元にない理由はまた書きます。

初めてカフェテリアに行き食事を取ろうとした際に、当然の事ながら箸というものがなく、シルバーウェア(フォーク、ナイフ、スプーン)をどういう風に持って食べるのか、フォークは右手なのか左手なのか、それさえも悩みながら食事をしてたのを覚えています。

とにかく初日はドキドキです。どっちの手でフォークを持ち、どっちでナイフを持ち、などもわからず、おどおどしていたのだと思います。先生の一人が近寄ってきて、使いやすいように使えばいいんだよと話しかけてくれたことは、今でもしっかりと覚えています。

とにかく異文化、日本人が全くいない世界に突如入り、現在のようにスマホがあるわけでなく、インターネットがあるわけでもなく、ガラケーさえもない環境だったので、最初の一週間はそれはそれはホームシックにかかりました(^^;;。

でも、結果この日本人と接する事のない生活を送れたおかげで、半年足らずでかなりの英語力を身につけることができたのは、本当に良かったと思っています。

このサマースクールは夏休みの間の短期間でしたが、様々なレクリエーションも行われていました。良い思い出もあれば、悩みまくる思い出もあります(^^;。これは次回書こうと思います。