色々人生と学び

小学生は元気にスポーツやれば十分!だけでは危険な理由

サッカー元オリンピック代表の親から影響を受けまくった小学生時代

以前も書きましたが、私は小さい頃からサッカーをやっていました。

私がサッカーを始めたきっかけは父親です。それもそのはず。実は父親は、サッカーのオリンピック代表選手だったのです。

高校時代は神奈川県で最優秀選手に選ばれ、まだJリーグが始まる前の時代、読売クラブ(現東京ヴェルディ)にも所属したサッカー選手でした。

とにかく高校時代、たくさんのスカウトが来たそうで、今の時代であれば完全にJリーガーになっていたんだと思います。

そんな父親を持つ私ですので、その影響は当然のことながら受けており、気づいた頃にはサッカーを始めていて、切っても切り離せないものになっていたのです。

 

プロを目指し、ブラジルではなく、イングランドサッカー留学を選択した訳

私は小学生の頃からクラブチームに所属していました。そのクラブの社会人チームには、ブラジルやイングランド、隣国からは韓国からのプロ選手が所属し、県内では敵なしの、超強豪チームでした。

私はそのチームのユースチームに所属し、毎日ブラジル人選手たちと一緒に練習していたのです。

小学生、中学生の時は、サッカーの練習は毎日行われていました。私の小学生の時に書いた卒業文集には、将来の夢はサッカーの代表選手と書いていたと思います。それくらいサッカー好きで、サッカーが基本にある生活でした。

いよいよ高校へ進学するタイミングが近づいてきた時、サッカー留学が頭にちらつき始めます。小学生時代からブラジル人プロサッカー選手たちと一緒に練習を重ねてきていますので、当然ブラジルに行きたいという考えが強くなっていたのです。

結果どういう決断をしたのかというと、イングランドへのサッカー留学を決断したのです。

私は高校受験で地元の進学校へ進み、高校1年生の夏休みからイングランドへ飛び立つことになります。その行き先が、イギリスで高校全国大会準優勝実績校である、Buckswood Schoolという学校です。

でも、当時はサッカー留学と言えばブラジルが主流だったのですが、なぜイングランドにしたのか。その理由は、単純なことでした。

英語も同時に学べるから。

身をもって経験した、スポーツは怪我をしたら終わりという残酷な現実

私の場合はサッカーでしたが、あれだけサッカーで活躍した親が、小さい頃から私に言い続けていた言葉があります。それこそが、スポーツは怪我をしたら終わり。だから頭も鍛えておきなさい。という言葉です。

私は何人もの、プロをクビになったサッカー選手を見てきました。針の糸を通すように難しいプロ契約。しかしプロ契約に至っても、試合にもでれずに退団する選手がたくさんいることを、よく知っていました。

私の父親は、サッカーで食べていく事を早々に辞め、学生時代から継続していた英語の勉強に磨きをかける事で、同時通訳、英語指導者、そして英語専門学校の校長へと人生を歩んで行きます。

私はその教えの通り、毎日サッカーの練習に励む一方、週2回の英語塾は欠かさず通っていました。この教えがどれほど私の人生を助ける結果につながるか、後になって自ら経験することになるのです。

腰の骨を折る大怪我・・イングランドから無念の帰国・・・

イングランドでのサッカー生活は、日本での生活とは大きく異なっていました。私自身がレベルの高いチームに所属していたからか、イングランドでのチーム内では一目置かれるようになっていたのです。

今でも忘れません。なんと偶然にも、練習初日にリフティング大会があり、背丈も小さいアジア人である私は、ダントツで最後まで残り続け優勝します。

早々にレギュラーの座も掴み、充実した生活を送っていた矢先の出来事です。

腰の骨を折る重傷。

なんと、歩けない程の怪我を負ってしまったのです。

大きな怪我ひとつしたことがなかった私。誰も予測していなかった出来事が起きたのです。当然のことながら、サッカーはできません。様々な病院をハシゴし、結果、腰から脇の下まで、完全なる胴体周りガチガチの石膏ギブスに入ることになったのです。

このギブス、ものすごく大変です。なんせ身体を曲げられないので、靴下も普通に履けない。椅子にも容易に座っていられない。シャワーも当然浴びれない。ですので濡れタオルで拭くような毎日です。
授業も最後列で立って受けていたことは、今でも記憶に新しいです。

人生何が起こるかわからないですね。でも良かったこともあるのです。それは何かというと、イングランドで良かった、ということです。

そうです。語学。いわゆる英語はしっかりと身についていて、私の人生を支える基礎になりつつあったからです。

イングランドを選んだのは間違いなく、親の教えがあったからこそ。スポーツは怪我をしたら終わり。だから頭も鍛えておきなさい。

サッカー選手の夢が途絶えても、裏切らなかった英語に感謝

結局のところ、イングランドへの留学は6ヶ月という短い時間で幕を閉じました。しかしこの6ヶ月間、ほぼ英語の生活で、日本語を話さなかったので、英語力は爆発的に伸びていました。

日本に帰国後は、国社数理の科目は地獄のようで、学校の授業についていくことが苦痛でした。しかし英語だけは別でした。

社会人となり、今の今まで英語に助けられたことは、幾度とあります。日本では英語を話せる社会人が少ないのが現実です。だからこそ、英語を身につけることは、将来に役立つことなのです。

小中生を対象にした学習塾を経営していると、多くのご家庭でスポーツに励む子たちに出会います。スポーツは本当に素晴らしいものだと思います。色んなことが学べます。身体も鍛えることができます。チームスポーツであれば、コミュニケーション力も大いに養われるでしょう。規律の中での生活も学べます。

だからこそ、納得いくところまでスポーツは続ける。

それに加えてもう一つ。頭も鍛える。この世の中、スポーツだけで生きていくことは、至難の業です。社会に出ると、頭を使うことが必ず求められます。

私は自らの経験を元に、親目線でお伝えしたいことがあります。
それは、文武両道。バランスが大事。英語は将来絶対役に立つ。ということ。

身体は資本。スポーツはだからこそ重要です。ただ頭を使う学びも重要です。学校のどの教科も大事ですが、大人になって、社会人となって、小さい頃から継続していて良かったな、と思えたのは、私は英語でした。

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