私は士心塾で日々色んな子たちに接しています。もちろん学年の幅も広い訳です。
当然色んなタイプの子たちがいます。
小学生の場合、
例えば教室に入る前から、来たな・・とわかるくらい、元気いっぱいの、大音量で入場して来る子。
例えば気づいたらドアを開けて入ってきていた、もの静かな子。
もの静かだと思いきや、教室に入った途端、クラス仲間たちと大はしゃぎする子。
周りが大はしゃぎしているのに、完全に自分の世界に入り、宿題をやったり本を読みふける子。
教室に入り、先生を見つけた途端、先生にべったりな子。
先生に寄り添い、色んな出来事を話して来る子。
一切先生に自分の話をしてこない子。
落ち込んで悩みを抱えて教室に入って来る子。
本当にいろいろです。
このように、毎度いろいろな表情を見せてくれる子供たちなのですが、それぞれが様々なテンションで授業を受講していきます。
これが、中学生になると一転します。。。
全員とは言いませんが、傾向的に、確実に落ち着いてきます。
小学生時代の可愛かった子たちが、背も高くなり、大人に一歩一歩近づいていくのです。
ただ、全員が落ち着き払うわけではありません。
現に、スーパーハイテンション中学生もいたりします。
今日お話しするのは、このスーパーハイテンション中学1年生のゆうた君。
何が凄いって、彼は誰とでもいとも簡単に、あっという間に打ち解けることができる子なのです。
これ、どれだけすごいことかわかりますでしょうか?
皆さんは誰とでも簡単に打ち解けることができますでしょうか?
しかもすぐに。。
彼はどんな子とでも戯れます。これが私は本当にすごいなと思うのです。
私には学生時代にできませんでした。彼は本当にすごいと思うのです。
例えば相手が小学1年生の子であっても、男の子であっても女の子であっても、年下の子たちが、彼と遊ぶことで大はしゃぎします。
小さい子たちは彼と遊ぶのが楽しいのです。
彼は人から好かれるのです。
本当に優しい人柄なのです。
そして同時に周りのみんなを楽しませる一面も持ち合わせています。
非常にひょうきんな一面も持ち合わせています。
これは、社会に出た時に、非常に大きなアドバンテージとなる力だと思っています。
どんなにスキルがあっても、能力があっても、人から好かれることができず、仲間から信頼されることができず、孤立してしまう人であっては、社会でうまくやっていくことは難しいでしょう。
人というのは一人では生きていくことができません。社会人となり、会社に就職しても、会社の人たちと、上司と、取引先と、お客さんと、うまくやっていかないといけません。もちろん学力やスキルは重要です。しかし、それだけが重要なのではなく、仲間と打ち解け、良い関係を築いていくことこそが非常に重要なのです。
彼は和を作ることができる人材です。チームに笑顔をもたらすことができる人材です。常にハイテンションな彼ですが、同時に次回は準2級を受験する能力も持ち合わせています。その影には必死に勉強する姿があります。
努力で習得し向上し続ける学力・勉強スキルと、生まれ持った人から好かれる力、そして人に笑顔を与える力。
これらの力は間違いなく将来、明るい未来へと繋がっていくと確信しています。